志村龍紀 シムハウスフィットネス/トレーニング・ストレッチ・健康雑学

試合に勝ちたい/プロになって活躍したい/いつまでも健康で趣味を楽しみたい/仕事で成功を得たい/など、人生における目標達成を実現するには心身ともに健康である必要があります。多くの人に効果的なトレーニング方法や食事、レッスン情報などのトレーニング、健康&スポーツや身体作りに関することを発信します。 ◇iherbプロモコード CBC2999◇

#80 コロナで失われる運動量 6つの低下で人間の老化が進み過ぎている。


スポンサードリンク
 


2020.4月に緊急事態宣言が発令されて、これまでのような自由な生活が出来なくなり外出自粛やリモートワーク化によって身体活動は大きく低下してしまいました。

f:id:tatsuki52510:20201127224522j:image
2020.12月になろうとしている現在、緊急事態宣言から約8ヶ月が過ぎて、徐々に体力の衰えや体調の変化などの健康被害を自覚し始めるケースが増えてきていますが、対策をしないままだとさらに体力/筋力の低下を招き、取り返しのつかない健康被害が出てしまわないかがとても不安に感じます。


いま現在、運動機会が失われてしまった人対象に若干名ですがオンラインでの運動指導を行っていますので興味がありましたらご用命ください。

tatsuki525@gmail.com

LINE ID検索→trtatsuki525


新しい生活様式に変わってしまった事で失われた身体機能とその対策について今日はまとめました。

 

 
健康被害の実例】

私が指導している現場のいくつかだけでも、新しい生活様式による影響から引き起こされたであろう健康被害の実例があります。


①運動量の低下による体重/体脂肪増

これまで1日の運動量を意識して確認したことがある人はどのくらいいるでしょうか?いまのスマホには「ヘルスケア」というアプリが標準搭載されているのでアプリでコロナ以前と以後の1日の歩数を比較できます。

f:id:tatsuki52510:20201127224619j:image
私の場合ですが、

2019.7月の1日の平均歩数は8500歩

2020.7月の1日の平均歩数は6500歩

1日約2000歩の差が生まれています。

1ヶ月で約6万歩。半年で約36万歩。このまま何も対策せずに1年経てば約72万歩という途方もないほどの身体活動量が失われていきます。 


個々の代謝や歩く速度にも関わりますが、平均的なカロリーに換算すると、1年分の約72万歩だと約28000カロリーの差になります。


体重1kgあたり約7500カロリーになるので、何も対策せずの状態では1年後体重は4kg近く増加してしまう計算になります。3年後には、、、?運動による体重の増加ではない為、純粋に体脂肪での体重増加は危険サインです。

 

 

②平衡感覚の低下

緊急事態宣言以来休止していたレッスンクラスが半年ぶりに再開となり、参加者の中には「半年ぶりに本格的な運動をする」という方が数名いらっしゃいました。


レッスン中盤、参加者の方が手を挙げて「目が回ってしまったので少し休憩します」と申告がありました。その方の体調確認も兼ねて色々聞いてみると、

  • 半年ぶりの運動
  • リモートワークで外に出なくなった
  • 1日の大半がソファに座り過ごすようになった

という生活の変化がありました。

おそらく新生活様式では視界の変化がほとんどされない為に、立つ→座る→寝る→立つ、などの体位変換をするたびに視界が変わる事によって目がまわってしまった可能性があります。

f:id:tatsuki52510:20201127224907j:image

③筋力/筋量の低下(=基礎代謝の低下)

①の歩数及び運動量の低下と②のリモートワークで椅子に座りっぱなしなどによる身体活動量の低下によって、筋力や筋量の低下があげられます。

 

家で他の誰にも見られない状況だとつい気が緩んで姿勢も緩んで動きものそのそ、、また職場に比べると立ったり座ったり移動したりという活動も小さく少なくなります。

 

④足裏バランスの低下

また足裏から伝わってくる感覚を基に脳はカラダ全体のバランス感覚を調整しています。坂道や凸凹道、わずかな傾斜や段差など、足裏にたくさんの情報が伝わってこなくなってしまうため、バランスのコントロール能力が衰えていきます。


いざとなって外に出て、つまづいたり転倒したりというリスクが上昇してしまいます。転倒時にケガ等してしまえばさらに①運動量低下に突入し、負のスパイラルから抜けるのが大変になってしまいます。

f:id:tatsuki52510:20201127225416j:image

 

⑤骨密度の低下

骨の密度は、重力と体重の重さが掛かることで骨密度が保たれます。さらに、歩く時や階段や坂道を使う際の着地の衝撃という刺激によって骨密度は上がっていきます


平坦な家の中を移動しているだけでは骨密度を高める為の衝撃という刺激には少し物足りません。自宅でジャンプをするような運動ができる環境の方は良いかもしれませんが、それ以外の人はこの骨密度を保つことは困難です。


⑥免疫力の低下

筋量の低下、体力の低下によって起こる1番怖いことは、免疫力の低下です。

人間は体温がしっかり高く保たれていることで免疫力が確保できます。基礎体温、平熱が高い人ほど免疫力が高いのです。


その基礎体温を向上させ保つ役割をしているのが「筋肉」です。過去記事で筋肉の役割についてまとめています。

 

tr-support-tatsuki.hatenablog.com

 

緊急事態宣言時、「家に閉じこもれ」と聞こえるような指示を出され、「37.5度以上は感染者だ」と聞こえるような注意喚起がされたので、私個人としてはとても心配でした。屋外で密集しなければカラダを動かしに外に出ることで、気分転換にもなりますし太陽を浴びることでビタミンDも活性化されて免疫力の向上が期待できるのに。

 

ハッキリ言って家に閉じこもってばかりだと免疫力低下を助長します。


【オススメの運動】


踏み台昇降運動

階段又は段差などを利用して登っては降り登っては降り、を繰り返していく運動です。

f:id:tatsuki52510:20201127225558j:image

ただ歩くよりも高さの違いを利用した踏み台昇降運動を行うことで

  • 骨密度
  • バランス感覚
  • 目線の変化
  • 運動強度

が獲得できる期待が生まれます。不安な人は最初は手すりなどに捕まりながらでも構わないのでやってみましょう。


・ジャンプ運動

環境次第(下の階の方がいない等)ですが自宅でも行えるジャンプ運動はオススメです。

f:id:tatsuki52510:20201127225736j:image

  • 着地の衝撃による骨密度の向上
  • バランス感覚、平衡感覚
  • 有酸素運動

としてオススメです。難易度も取り組みやすさも思い立ったらすぐ出来る点も、もしかしたらウォーキングやジョギングを行うよりもカンタンかもしれません。


・縄跳び

ジャンプ運動であり有酸素運動になるので、ぜひやってみてください。ただジャンプ運動をするだけでは物足りない、やる気が湧いてこない人にも向いています。

f:id:tatsuki52510:20201127225831j:image

大人が縄跳び、は周りの目がちょっと気になります、、という方。自分の体力や骨密度、体型維持を周りの目が気になる程度でその機会を失うのはもったないないです。好きな音楽でも聴きながら没頭してやってみると意外と気にならないものです。


【健康格差は大きく分かれてしまう】

2020年のコロナ対策である新生活様式は、人間の体力や免疫力も奪い、衰えが早くなってしまうのではないかと危惧しています。場合によっては人間を退化させてしまう恐れがあります。いや、退化させてしまう可能性が高いでしょう。


でもその退化してしまう恐れというのは、「何もしなければ」ということです。日々の身体活動量に気を配り意識して自分の体力作りや筋力作りを行えば何も恐れることはありません。


しかし新しい生活様式にどっぷりとハマってしまっている状態は、今までのような自分のカラダではないと考えてください。きちんと自分の健康に目を向けなければ、本当に老化、退化は早いですよ。

f:id:tatsuki52510:20201127225912j:image
今はまだ身に危機を感じるような変化は出ていないかもしれません。しかし、このままこの冬も健康や運動への意識も対策もないまま1年が過ぎれば、徐々に目に見えるカタチで健康被害が増えてくると思います。


【時間を決めてルーティン化】

ここまで伝えてきたこと、おそらくみんなアタマではわかってることなんです。言われなくてもわかっている、わかってはいるのだけれど、、という人が、大多数です。


じゃあ実際、自分の健康/体力に気を配り身体活動を継続して行えてる人は?もしかしたら半分もいないかもしれないですね。


出来なかった日を思い返してみてください。

個人個人で色々と事情や状況が違うのでしょうが、出来なかった日の共通項は、

「運動する機会を逃した」

ということだけです。1日を振り返ってみれば、

  • 5〜10分くらいストレッチする時間があった
  • 15分時間が作れそうだった

という場面があったりしませんでしたか?

f:id:tatsuki52510:20201127230018j:image

1度に30〜40分運動できるに越したことはないですが、5〜10分を1日に3回作れて運動できたら、1日単位で見ればよく運動した日になります。


また運動が継続できている人の特徴は、通勤時間に当てていた時間帯はまとめて運動の時間にしているという人が多いです。

朝夜、どちらかやりやすい時間でも良いです。今までは移動に費やしていた時間の少しを、運動に分けてあげれば良いので、取り組みやすくなるはずです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

部活動トレーニング指導/パーソナルトレーニング/各オンラインレッスン/お仕事/のご依頼・ご質問があれば下記連絡先、LINEから友達登録後、メールでご連絡ください。


・トレーナー直通メール

body-partner.tatsuki@outlook.jp

tatsuki525@gmail.com

③ LINE ID検索→ trtatsuki525

どの連絡先からもお問い合わせ可能です。

一両日中に返信いたします。

返信がない場合はお手数ですが①②③から別の方法でご連絡ください。


YouTube / Instagram / Twitter / Facebook / ブログなど各種sns「志村龍紀」で検索&フォローよろしくお願いします♫ 

m.youtube.com

 

linktr.ee



≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

ブログの応援もしていただけたら嬉しいです、よろしくお願いいたします^ ^